2007-12-24

メリークリスマス!

メリークリスマス!!

今年もまた、

皆様方の愛に包まれて、
無事、新年を迎えることができそうです。


今年の海での出逢いはいかがだったでしょうか?

バリ島では今年もあんな出逢い、こんな出逢いで、
とても有意義な年を送ることができました。

これもひとえに皆様方のおかげです。

来年も皆様方にとって、
世界中の海で素晴らしい出逢いが
おとずれることを、
バリ島の神々と共に祈っています。

それでは、今年一年、本当にありがとうございました。

まずは、
クリスマスプレゼント&お年玉になるような
素晴らしいダイビングで年末年始をお過ごしください。


海にいけず年末年始を過ごされる方も、
きっといいファーストダイブが待っていることでしょう。



2007-12-23

新時代動物園型ホテル

ホテル視察という名の遊びに行ってきました。

行ったところはメルカホテル

ここはホテルなんですが、
動物園があり、プールにはイルカがいて、
1日3回、イルカショーやサーカスが行なわれているという、
とても珍しいホテルです。

本格的動物園ではないですが、
鳥、ワニ、蝶、サル、カンガルー、サソリ、ヘビなど、
広い範囲の動物達がいます。

動物園好きな僕はもう、これだけでも、
1日中、飽きずにいられるのですが、

ここのメインはドルフィンスイム!

簡単な説明を受け、
プールに入ると、すぐにフレンドリーなイルカ2匹が
めちゃくちゃ遊んでくれます!!

その間20分と短いですが、
ひたすら、泳ぎまわって、遊びまわっていると、
時間はあっという間ですが、
体はヘトヘト。。。

こいういう、プールで飼うというのには賛否両論なのでしょうが、
そーいうの抜きにするなら、
はっきり言って、むちゃくちゃ楽しかったです!!

PJのサファリなら、ダイビング終了後に一緒に泳ぐこともできますよ!!

2007-12-19

タツウミヘビ

PJのミジンベニハゼはゴミ、落ち葉、木っ端など
そこになにか落ちていたら何にでも隠れ家として、

生活しており、個体数も多いです。

でもね。。。

なにも生き物につかなくっても。

ゴミかなにかと勘違いしちゃったようです。

タツウミヘビもどうしたもんか、
嫌そぶりもみせず、じっとしていました。

タツウミヘビはいつから、そこに顔をだしていたのか?

かなり長時間の間、顔をだしていないと、

隠れ家としミジンベニハゼは移動してこないはずです。

ミジンベニハゼにだって、もともと隠れ家はあっただろうに、

タツウミヘビだって移動するわけですし。

タツウミヘビは砂に潜ったら、ミジンベニハゼはどうするのか?


ちょっと、試してみました。

タツウミヘビが引っ込んだら、困ったようにウロウロウロウロ、
「あれ?俺達の愛の巣はどこ行った?」
と砂の周りをグルグルと動いています。

しばらくして、また顔を出してきたウミヘビ。
「あ~、あった、あった!」と、また顔の上へ。

でも、これじゃ隠れられないですね。

まぁ、すぐにいなくなるでしょう。

偶然に偶然が重なって、自然が作り出す面白い生態でした!!

2007-12-18

ポイント開拓

今日はガイド全員でポイント探索。

舗装されていない雰囲気のある、
道なき道をズンズン進んでいくと、
こんな一見、湖のようなラグーンにでる。

今日は朝から雨だが
こんな気持ちが高揚するような景色に遭遇すると、
気分は晴れる!
(写真だと伝わらなくてすみません。)

スロープ状になっている斜面を降りていく。

サラサハゼやフロストフィンカージナルフィッシュなどが、でてくる
更に下に降りていくと、

むむっ

視界がどんどん悪くなっていく。。。

そこにホソスジマンジュウイシモチのような個体が。

なんで、こんな何もないところにポツリといるの?
よーく見ようとして、近づくと、

もぉわぁ っとした、きったない水が視界をさえぎってしまいました。

しかたがないと、更に奥に進むと、

もうお手上げ!!

自分のダイブコンピューターの水深も確認できないほど、
まさに透明度ゼロの世界!!

このポインは使えそうにはありません。

でも、気になるホソスジマンジュウイシモチ似
なんだったんだろう?

でも、ここはシオマネキの種類も多く個体も大きいので、
そいいう写真を撮るにはとてもいい場所です。

ガイドのアルタがいきなり素手でシオマネキをとっつかまえたのには、
びっくりしましたけど。。。

2007-12-17

コガラシエビ

一昔前は、このエビ=バリ
みたいな図式がありました。

一昔前は、個体数もそれなりにいたんですよ。
これといって探さなくても、
「あっ、いた!!」
みたいな。

今、必死になって、
1ダイブ費やして探しまくって、
やっとみつけた!
くらいの個体数に減っています。

このエビが好んで住む、
ウミシダやゴロタが少なくなったということでは
決してありません。

理由はわかりませんが、色々な要因が
重なり合ってのことでしょう。

逆に
一昔前はあんなのは滅多に見なかったのだけど、
今は結構見るようになったなぁ。
などの生物もいます。

それは
自然のサイクルだったり、
その季節の雨や気温、水温の影響だったり、

気が付いたことは些細なことでもデータに取っているのですが、
そう簡単には原因なんて分からないものです。

そこが面白いんですけどね。

もちろん人為的な要因ということもあります。

これはダイバー全員がもっと、考えなければ
いけないことだと思っています。

2007-12-16

クマドリカエルアンコウ

トランバンで一番よくみることができるカエルアンコウの仲間が
クマドリカエルアンコウ。

でも、発見してもあまり長期間の観察はできず、

すぐに行方知れずになってしまうことがほとんどです。

この個体は体長5mmほどのときから、
ずっと同じ場所をキープしてる、
通称、『大左衛門』
現在体長3cmほど

"いなかっペ大将"にでてくる、
風 大左衛門
の涙みたいでしょ?

いつまでも、そこにいてください!!

2007-12-14

カンナツノザヤウミウシ


ヒンドゥー教では牛は神様のつかいとして、
大変大切にされています。

そんな牛さんが困った表情?疲れた表情?をしています。
ちょっと、どくろっぽくも見える。


ウミウシを牛っぽく撮って、
「こーいうのを見て“海牛”って名前にしたんでしょうね!」
的なものをよく見かけますが、
真似てみました!

まさに牛みたい!!
おまけにホルスタインしかり白黒だし。
(バリでは黄色より白バリエーションの方が多いです)

でも、撮った後にきがつきました。
牛みたく撮りたいなら、
この場合は触覚にピンを持ってきても駄目ですよね。

牛さんの目にあたる模様にピンを持ってくるべきだした。

2007-12-13

ローランズデモイーゼル

とても海況のいい日が続いているトランバン

こんな波なし風なしの日がずっと続けば、
本当にいいのに、と思わずにはいられない安定したコンディションです。

常夏のこの島では種類によっては1年中産卵してたり、
1年中幼魚が見られる種類なども多いのですが、
この時期になると特に幼魚が増えてきます。

幼魚から成魚まで1年中見ることができる一般種ですが、
今、やたらに目に付くローランドデモイーゼルの幼魚。

体長2cm弱で

まだ尾びれ基点の青点が目立ちます。
とってもカワイイです!!

2007-12-12

コブシメ

今年はほんのちょっとですが、
遅れてコブシメが産卵してます。

毎年、楽しみにしているくせに、
毎年、きちんと撮れていないです。

ゲストが帰国のため潜らない移動日に
僕が目一杯、撮るつもりでいたのですが、
(ゲストは前日に目一杯撮ってます)

警戒してるのか?
雄を待ってるのか?
ちょっと時間が早かったか?

全然、産み付けしないんです。
すぐ、そこにいるのに。

結局、時間切れタイムアウト!

とうとう3時間、待ちぼうけ。。。
1枚もシャッター切らずにエキジット。

来年こそは!!

2007-12-11

イッポンテグリ

なかなか上手く撮れないんですよね。
小さければ小さいほど。

向こうも命がけなので仕方がないけど、

「こっち向いてくれればいいだけだから。
食べないから、お願いお願い!!」

とは言ってみるものの、
もちろん信じてもらえない。

そのうち
「えーい!こっち向かんと食べちゃうぞ~」
とイライラしてくる。

そうこうしているうちに
なんだか、いじめてるみたいで可愛そうになってきて、

「おいかけてごめんね。
じゃーまた。今度はよろしくね!!」

と、と何度も何度もあきらめ続けて早何回だろう?

何度も何度も会わせてもらってるのに、
いまだにまともに撮れてないです。

2007-12-10

ダイビングワールド1月号

本日12月10日発売の雑誌
『ダイビングワールド』1月号!!
特集:ガイドのチカラ

世界各地で活動している
ガイド名鑑的な特集になっていて、
の中で山田道彦も
PJ誕生の秘話などをPJの写真をまじえて話しています。

この最近よく話題にもなっていますが、
『ダイビングワールド』が劇的に変貌しています。

「群れ」や「流れ」など一つのテーマにそって、
深く、かつわかりやすく掘り下げて、
楽しく興味深い誌面構成になっていて大好評です。

是非ともご覧になられてください。

2007-12-09

フリソデエビ

PJ続行といったものの、
ゲストのリクエストの都合で、
やっぱり違うポイントへ。。。


しかし流れは変わっていなかった!

どうやら、この流れはポイントに向いてるわけではなく、
ゲスト自身が連れてきた運のようです。

オニツノハゼ、ブルーシュリンプゴビー、ツノカサゴ、ミミックオクトパス、
ヤジリハゼ近似種、セイルフィンリボンゴビー、名のないダートゴビーなどなど。。。

で、こいつ!
大きさ5mmほど。

別にトランバンでみれるじゃーん、(普通にいるわけではない)
とか、そういう話ではなく、

初めてこの泥ポイントでみました。

泥に近い
シークレットベイやマッドベイでみることはあっても、
それはあくまでも、ガレ場の場所での話。

隠れるとこなにもないし、エサになるようなものもない。
そんな場所でポツンといるのを見たのは初めてのことです。

間違えて降りてしまったのか?大きくなれるのだろうか?

自然のいたずらというか、運命というか、
悲しいかな難しいことでしょう。

2007-12-08

パンプバックバットフィッシュ

なんとタイミングのいいことか
前回の12月2日のブログでコメントをくださった海中華屋さん。
なにか予想めいたことがあったのだろうか????

というのは、海中華屋さんは

10月15日のブログで紹介した
今期パンプバックバットフィッシュの幼魚第一発見の時のゲストでした。

あれから早1ヶ月半。。。

随分と大きくなっているだろうな、
っていうか、もう全然ゼブラじゃないし、なんて思っていたら、

まーたまた、小っちゃいのでてます!!

現在4cmほど。

もーすこし小さいと
ゼブラ模様がくすんでしまう。
もーすこし大きくなると
白黒のゼブラ模様ではなくなってしまう。

丁度、一番美しい大きさの固体です!!

こいつ、ミミックオクトパス、カエルアンコウ、イッポンテグリ幼魚、
ホワイトV、ブラックバンデッドデモイーゼルの卵産みつけ、ホワイトミニソール、
ニシキフウライウオ、アイバーコーラルゴビー黄色ver.などなどあげればきりがない
出物出血大放出!!

流れに乗っている時は、流れを変えないで身を任すのが
勝負師の鉄則!!

ということで、次の日は違うところ潜ろうと思っていたけど、
PJ続行!!

2007-12-01

サンゴテッポウエビ

いわゆるエダサンゴと呼ばれるものの中にも
ご存知のように沢山の魅力的な生き物が生活しています。

彼らにとて、もうその世界が人間でいう地球そのもので、

小さい中にも色々なドラマがあるのでしょう。

まぁ、ちょこまかちょこまか動くし、
ライトやストロボが上手く当たらなかったりと、
観察したり撮るとなるとなかなか大変なのですが、

こーいう奴にはコンパクトデジカメってとっても便利ですね。

「これ!これ!!」
ってスレートに書こうが、指さそうが、
「どれ?どれ??」
ってなかなか伝わらない。

針金のようなもので導くてもありますが、
複雑な形だと、なかなかそれもサンゴが痛みそうでできない。

そんな時、ちょろっと
パシャ!!って撮って、
パッと見せる。
「これこれ!これがいるよ!!」
「お~!これね!!」
と意思の疎通も楽に。

簡単に撮れて、確実に伝えられる。
コンパクトデジカメにはこんな使い方もあります。

2007-11-30

ゴルゴニアンシュリンプ

僕がバリにきたばっかりの10年ほど前は
沈船横の通称“横チン”には
多くのゴルゴニアンシュリンプの付くオドリカラマツなどが茂っていました。


その後、ほとんど見なくなったのでイレギュラー的にしか、このエビも見なくなりました。

その分近くのポイントにはもっさもっさ覆い茂っているポイントがあり、
このエビのリクエストがあると、そこに行っていました。

ところが、最近、“横チン”に復活の兆しがみえはじめ、
かなり多くなっています。

そうすると、このエビとの遭遇率もあがり、
最近では必ずとはいわないまでも、
ポイント移動しなくても、このエビが見れる確率がかなり高くなっています。

昨日まで元気だったヤギやトサカが次の日には
折れてころがっていたり、なくなっていたりする事も多いポイントだけに、
こーいうポイントはみんなで気を使って大事にしたいものですね。

2007-11-29

シールズカージナルフィッシュ

少し風の強いムンジャガン島。

強いといっても、決して嫌な

冷たい風ではないし、強風でもない、
ここちいい風より一段強い風?といった感じです。

透明度も悪くもなくよくもなく、
もーちょっとよく見えたら爽快なんだけど、
まぁ、これくらいみれればいいか?

といった感じの中途半端なコンディション。

年間を通して生物の変化はさほどない場所ですが、
さかなの種類は群を抜いて多いムンジャガンだけに、
好きな種類をじっくり狙ってウォッチングできるのが特徴です。

逆にいうと、生物が多過ぎて目移りするし、
何を狙っていいかわからない、
なんて意見もよく聞いたりします。

この写真のさかなもインドネシアフィリピンに生息する、
バリでは一般種な
とってもキレイでキュートなお気に入りのテンジクダイです。

2007-11-28

スレンダースポンジゴビー

前回のブログのご夫婦さん。
コメントも頂きましたが、
蓋をあけてみれば、びっくり仰天!!

ビデオを最近はじめた大物好きご亭主さんは、

濁りきった水をみるやいなや、
じっくりと動かず、完璧マクロ撮影に没頭。

マクロ好き美人嫁は好みの被写体まで移動しながらの撮影。
戻ってくるまでその間1時間、
ご亭主さん、畳半畳ダイブのみごとなマクロダイバーに変身していました。

しかも、ミカヅキコモンエビのハッチを
撮影成功????
まではいかないけど、かなりいい感じで撮影されてました。
次回はばっちり撮りましょうね!!

さて、大潮過ぎた、現在のトランバン。
大潮にキレイな水を流されて、
海況復活。

とはいえませんが、
透明度10mほどは見えています。
水温は戻らず、26℃前後。

2007-11-24

イケカツオ

先週まで波なし・風なし・透明度30m・水温30度
とベリーベストコンディションのトランバン!!

今週に入り、波なし・風なし・は変わらず。


が、
透明度3m・水温25度(部分的)と
豹変してしまいました。

この季節、いやな潮が入ってくることがあるのです。

一夜でこれだけの変わりぶりは
まるでジキルとハイド。

トランバン名物のオックスアイスカッドの群れは、
ロウニンアジやカスミアジなども捕食の為に突っ込んできます。

このイケカツオも、
さあ!これから突っ込むぞ!!
って感じの一瞬です。

さて、ゲストは
マクロバリバリの奥さまと大物好きという旦那さま。
どちらもいけるという理由でトランバンを選択。

さぁ、どうなることやら。

2007-11-20

ツノカサゴ

最近、一番力を入れて調査してるポイント、
通称SD。

ここも泥質なのですが(ハードな泥ではない)、
泥でできた1mほどのカベに沢山のウミウシやベニハゼの仲間がいる。

レッドラインドピグミーゴビーやスパーセリ-スポットピグミーゴビー、
レッドブローチピグミーゴビー、オオメハゼ、シャープアイピグミーゴビー、
リングアイピグミーゴビーなどが水深5mの1m×5mのカベに密集して生息しています。

泥質なんだけど泥地域だけではない魚種がいるのも魅力的です。

安全停止を兼ねてベニハゼウォッチのはずが、
60分で5mに上がってきて、安全停止60分なんてことも。。。
それは体にいいのだろうか????

そんなポイントで見つけたツノカサゴ。
なんか久々のご対面です。

2007-11-19

笑顔の子ども達

ダイバーはおろか外国人も生まれてこのかた見た事もない子ども達は
はじめはおどおどとしていますが、

こっちが地球人、恐くない人、友好的な人、
とわかると、とたんに人懐っこくなります。


潜るときはエントリー口まで一緒に来て、
エキジットの時は水際で遊んで待っています。

そのうち、見なれるとスカしてきたりしちゃいます。
こんな素敵な笑顔を見ることができるのも、
ほとん人のこない、秘密のポイントならではです。

いい笑顔!!


2007-11-15

ホワイトマージンスターギャザー

とっても海況の安定しているPJ。
夜潜りもとても面白いので是非チャレンジしてみてください。

昼も見れないことはないですが、
夜の方が見ることが多いこいつ。


夜の方が多いというより、
夜の方が見つけやすいということです。

夜中の暗闇の中のライトに照らされたこの顔は、
毎度ながら本当にギョッとします。

よく見るとカワイイんですけどね。

但し、こいつは水深1,2Mのところに多いので、
今のように波がまったくない時でないと、
なかなか写真におさめるのは難しいです。

2007-11-14

虹の彼方へ

北側のポイントは相変わらず夕方に毎日雨がふっています。

でも、1日中降り続いている訳ではなく、
朝から2時頃までは物凄くいい天気!

その後、徐々に曇ってきて、

風がピタリッっと止んでから、雨が降り出します。

その時の鏡のような水面の穏やかさ、空気の生暖かさ、
結構、好きです。

で、雨がやむと、こんな光景が見れたら、
雨もまんざらではありません。

2007-11-13

耐圧チャンバー

1年に1度ほど、本当に意味があるないは別にして、
ガイドスタッフでチャンバーに入りに行きます。
(決してベンズになったわけではありません)

結構、気持ち的に軽くなる感じがするんですよ。

6人用のチャンバーにぎゅうぎゅうに入ってる時間は
とても長く感じます。

受け付けで、カルテがないといって探しまくる病院スタッフ。

結局新しく作り直しました。
去年も同じで新しくしたよな。

おまけにそれだけで1時間以上待たされるし。

本当にこのずさんな管理と無駄な時間に
毎回、疲れてしまいます。

さあ、明日からまた窒素、貯めまくるぞ~????

2007-11-12

ビオラリボンスズメダイ

このスズメダイはそれなりにいることはいるのですが、
わりとバリ島の主要ポイントでは見かけないスズメダイです。

この写真は秘密の泥ポイントの安全停止中に撮ったものですが、
普通に開放してるポイントにもいます。

地味に見えますが、結構キレイなんですよね。

水深も浅いので光が差し込んでいると、
更に美しさが増します。

ただ、あまりに浅く普通にいると、
ダイビングの最後に撮ろう!
って後回しにされて、

結局、タンク圧がなかったり、
忘れられたりで、最後まで
撮らずじまい、ってケースになってしまう、
代表的存在でもあったりします。
そーいうのってありませんか?

2007-11-11

マンボウ

バリ島のマンボウを見られるポイントは、

①水温冷たい
②流れがキツイ
③水深深い
④ポイントパニックの混雑具合

とイメージされる方が多いことと思います。

必ずしも上記条件というわけではありませんが、
大方、間違ってもいません。

そんな条件下でも狙ってマンボウを見れる地域は
他にはないので、多少、無理してでも
マンボウリクエストされる方も多いです。

さて、これが水温30℃、流れ全くなしのビーチダイビング
ゲスト貸切状態という条件で見れたら?

たまーにあるんですよ。

1本目水深30mでクリーニング中のマンボウ3匹発見、
寄っても撮っても、そのまんま逃げず。

水深の問題で15分ほどで、浮上へ。

2時間ほど、水面休息をとり、
再びエントリー。

まだいるぜー!!

こんなこともあるんです。

あくまでも偶然の出来事ですが。

あーあ、ワイドレンズ持っていけばよかった。。。

2007-11-10

ニュウドウダテハゼ

バリ島北側は毎日、雨です。

午前中は見事なくらいに晴れ渡ってるのに、
夕方からは決まって雨が降るしまつ。

秘密のポイント通称LLでの出来事。

エクトプラズムの如く、ニュロニョロと口から何かを????

はじめはサナダユムシ???
でも近づくと、巣穴に飛びこんでよくみれないのです。

ウツボの幼体にも見えます。

なんだろう???

2007-11-03

オックスアイスカッド

ここ数年の間、講習は年間1,2回のペースでしかやっていなかったのですが、
ここ数ヶ月で3件ほど、講習を担当しています。


講習はあまりやらないと、頑張っちゃって、ちょっとくどくなりがちで、
だからといって、
やたらと続くと、上手に手抜きして機械的になってしまいがちなものですが、

この位のペースだと、いい意味で緊張感がたもて、
質の高い講習を提供できてると実感できたりもします。


もちろん、僕個人の話しです。

トランバンは雨が降っていましたが、
波なし、風なし、水温30℃、透明度20mオーバーの絶好のコンディションです。

オープンウォーターの講習でこんなコンディションに加え、
こんな群れが普通にみられるなんて、

これで、今後ダイビングを続けない講習生になってしまったら、
責任重大ですね。

2007-11-02

オヤビッチャ

水温24℃と結構寒いパダンバイですが、
透明度よし、波なしの比較的よいコンディションです。


浅場にクロスダムゼル、ヒレナガスズメダイ、クロスズメダイなどの
幼魚時期はいわいる人気種と呼ばれる種がたくさんいます。

そんな中に妙な藻クズ?を身にまとったオヤビッチャが
10匹に2匹の割合でいます。

よくみると、それは巨大寄生虫でした。

寄生虫ずきには、こういうのだまってはいられないんですよね。

2007-11-01

ギンガメアジ

ダイビング中、特にドロップオフのポイントで、
この水がいきなり今消えたら下に落っこちちゃうんだろな?

時折そんなことを考えながら泳いでいます。

じゃあ、魚達も一緒に落っこちるのか?
こいつには立派な羽がはえてるから大丈夫だね。

時折そんなことを考えながら見ています。

この翼、でき損ないの飛行機みたいでかっこいいですね。
飛んでるって感じ!!

2007-10-31

ジャワ島の踊り

お客さんと観光へ。

空港へ行く前に名残惜しいバリの最後の晩餐を兼ねて、
ダンス鑑賞。

バリ舞踊もいいですが、
このジャワ舞踊もなかなかのものです。

なんでバリに来てジャワ?ってお思いの方もいるかもしれませんが、

バリ舞踊の場合、
リピート率の多いバリだし、
日本でもわりと公演やイベントなんかで見ている機会もあります。
ですので、バリ舞踊は見飽きてる方も中にはいられます。

そんな時は一風、趣向を変えて、
あまり目に触れる機会のない
ジャワ舞踊などはいかがなものでしょうか?

ジャワ舞踊もバリ舞踊同様に
色々な踊りがあります。

2007-10-29

ペイルスポットダムゼル

とてもよい感じの潮が入ると、透明度も抜群によくなるのだが、
潮の流れも結構激しくなってしまう、現在の潮周りのムンジャガン島。

流れをさけて入ると、どんよりとした透明度になってしまい、
ポイント選択にちょっと頭を悩ませてしまいます。

とはいっても、ムンジャガンでは普通種なんだけど、
バリ島の他のポイントにはあまりいない、
なんていう種がいっぱいいるので、
ガイドネタにはことかかさないです。

こいつはそんな種類の中の一つです。
地味だけどキレイ。
って正面からだと、なんだかわかりませんよね?
でもスズメダイの正面顔はやっぱりカワイイ!!

2007-10-27

ベストシーズン到来

ようやく強い南風がおさまりかけてきたムンジャガン島!

水面が穏やかになると、
島での休憩中やボート上から
イルカの群れにも、よく遭遇するようになります。

とにかくバリの中でも魚種の多さはずばぬけているこの島!

これからベストシーズンに突入です!!

乞ご期待ください。

2007-10-24

ミナミハナダイ

本当は昨日アップしようと思ってたのですが、
朝から夕方まで停電が続き、
おまけに停電から回復した後は、
全然、ネットに繋がらない状況が続いていました。

さてさて、こちらは僕ははじめてみる事が出来たミナミハナダイの産卵。

他のポイントでもいるにはいますが、
このポイントでは特に多く存在します。

動きがいつもと違うな、と注意深くみていたら、
いきなり、10匹単位くらいで固まりだして
ゴンズイ玉ならぬハナダイ玉を作ったかと思うと、
パッ、っと散る動作の繰り返し。
産卵方法の感じとしたら、
同じハナダイでもキンギョハナダイなどとは違い、
よく見ることのできる、
コガシラベラの産卵に似た感じです。

やる気マンマンなのか、放精・放卵のモクモクも
かなりはっきり見ることができました。
婚姻色もとてもキレイではじめはソメワケミナミハナダイか?
と思ったほどです。

やっぱり、極自然下での生命の生き様を感じられる
生態行動を見れることはダイバーの醍醐味。

あ~、ダイビングやってて俺って最高に幸せだな!!
って感じられる時です。
まったく駄目な写真でごめんなさい。

2007-10-22

クモハダオオセ

ダイブスのあるサヌールにだけいると
あまり気がつかないかもしれないけど、
クタ地区の大喧騒&渋滞が続いたイスラムの断食明けのお祭り(お正月)も

終わり、ようやく普通に戻りつつあるバリ島です。

朝の大雨も毎日ではないけど、
頻繁に降り、気候も雨季な感じになってきました。

そして相変わらず透明度の悪いヌサペニダの西側です。
(潮によっての変化は大きいので基本的な透明度のことです。)

バリはシャークポイントなどもあるが、
特別サメが多いということはない。

そして、こいつは実はよくいるのかもしれないけどあまり見ないサメ。
まだ数回しかご対面してないので載せちゃいます。

穴の中を覗いてみたら、いました!!

2007-10-15

パンプバックバットフィッシュ

さて!さて!!さて!!!

今年もお出まししました。

PJを発見、開拓して早6年。
一般開放して3年。

ポイントには4つのダイブショップ
総勢30人を超えるダイバーがいました。

トイレもシャワーも更衣室も出来て、
こんなに一般的になりました。

毎年出てます!!
しばらくは観測可能です。

2007-10-14

インドネシアンソウテール

寒い!さむ~い!!

の一言に尽きるマンボウ狙いのダイビング。

痺れる寒さです。。。

1本目、マンタポイントで21℃。
これでも凍えそう。
上がってからも曇っていたために、
芯まで冷えた体は暖まらない。

2本目マンボウ狙って、いい予測時間にエントリー。
水に体が入った瞬間に凍るかと思ってしまいます。

思考能力かぎりなくゼロに近い18℃。

1本目のマンタはにしても2本目のマンボウにしても
見てる間ってのは全く寒さを感じないんですよね。

アドレナリンがでまくっているのでしょう。
何度見てもいいものです。

この時は周りを全く気にしないで、悠長にクリーニングしてる
マンボウ2匹がのっけから出没。

でもちょいと深い30m強の水深のため、
そんなに長い時間は見れない。

減圧ギリギリまで見て、その後は寒さに震えながらエキジット。

写真はとっても珍しいさかな。

ヌサペニダ、パダンバイには普通にいるけど、他でみたことはありません。
名前もバリにふさわしくてグッドです。

2007-10-13

アオウミガメ

バリ島はようやく雨季の面影がでてきており、
朝などに軽く小雨がぱらついたりしています。


朝のボート移動中も小雨がぱらついており、
そんな気分を吹き飛ばすべく、
気分爽快に大物一発狙いのポイントへ!

絶好の潮周りで期待大!!

エントリー。

しかし、ここも濁りがキツイ。
流れも予想ほどではない。

ほどよい流れに身をまかせ、

まずはマダラトビエイ2匹がお出迎え!

そのままドリフトを続けると、

遠くにイソマグロ10匹。

少し時間をおいて、
2mを超す巨大イソマグロ単体が近くを通過。

また、マダラトビエイこんどは1匹。

ナポレオン5匹。
ナポレオンが群れてるのはじめてみました!

それからカメ。

最後に200匹はゆうに超すヒメフエダイの群れをみながら
エキジット。

透明度こそ悪かったですが、
かなりの連続した出物に気分爽快です!!

2007-10-12

ベアデットレザージャケット

久々に潜ったらバンガイカージナルフィッシュが
かなり増えてた。。。

1cmクラスのがごにゃごにゃとわんさかいる。

個体数も増えてれば、
生息範囲も確実に広めてきています。

そのうちこの湾から外に出て、バリの違う湾にも増えていくものなのか。

生態系にどう影響をあたえるものなのか?
心配ですね。

さて、
久々に潜って、久々のさかなとのご対面です。

“ベアデットレザージャケット”
ウケグチノホソミオナガノオキナハギ
という和名もあるそうなのですが、
これが標準和名として有効なのかはよく分かりません。

日本には生息していない魚です。
標準和名は基本的には日本産魚類に与えられるものですので、
どうなんでしょうね?

漢字で書くと
受け口の細身、尾長の翁ハギ
なんとなく名前から生物がみえてくる名前。
なんで翁かはわからないけど、
最後のハギはこのさかなはカワハギの仲間だからです。

で、日本一長い名前かつ5,7,5でゴロよく美しい名前にと
狙って命名したそうです。

こーいうシャレをきかせてるの個人的には好きです。

で、標準和名は基本的には日本産魚類にしか命名されないといいましたが、
他の魚類じゃない動物ってどうなんですか?

キリンはキリン。
ゾウはゾウ。(インドだのなんだかはあるとして)
ですよね?

これって標準和名じゃないのかな?

2007-10-11

アイバーコーラルゴビー

この頃、ヌサペニダでのダイビングが続いていたため、
PJでのダイビングがご無沙汰になってしまっていました。

実は9,10月はPJのベストシーズンなのです!!
行けなかったぶん、残念な気持ちもいっぱいですが、
久々に潜るとき、独特の気持ちの高ぶりが好きだったりします。

波無し、風無し、透明度よし、水温あったか~い!!
の最高なコンディション。

ミミックオクトパスにイッポンテグリの幼魚、トガリモエビの緑色、
名もないヤツシハゼsp、いつもの仲間達に気持ち良くご挨拶!

あっという間の90分2本勝負でした。

PJ以外では数少ない写真のアイバーコーラルゴビー、
計5個体といつもよりいっぱいいました。

2007-10-10

オニカマス

波もなく、風も弱い、いいコンディションのトランバンですが、
なんだかどよぉ~んと、白濁りしています。


トランバンには
クリーニングにやってくる単体の老バラクーダがいるのですが、
これがまた人形のように動かないんです。

じっとホバーリングしたまま、固まっていました。
しかもクリーニングされてないのに。。。

ゆっくり近づき、パシャパシャと四方から囲まれて撮られても
そのまま動かず。

この威風堂々さに威圧されるのか、
撮ってる方が恐くなるんですよ。

ホント、よく見ると、顔付きとか百戦錬磨の素浪人みたいな顔が
いきなり襲ってきそうで恐いです。

正面顔は間抜けですけど。。。

2007-10-08

オニイトマキエイ

マンタポイントへ

バリ島のマンタポイントはかなりの確立でマンタと遭遇できるのですが、
船に弱い人はこれまたかなりの確立でゲーゲーしてしまうポイントでもあります。

今日は10名のゲストと行ったのですが、珍しく全員無事のGOODコンディション。

エントリー
「ん、ん~白濁りが結構はげしいな」
なコンディションでしたが、

クリーニングステーションには5個体のマンタが
ダイビング中ずっと頭上をぐるぐると周りっぱなし。

その近くに時折、腹黒いマンタが通過。
でしばらくしたら、まもどってきて通過。
の繰り返し。

白濁り+通過するだけであまり寄らせてはくれませんでしたがので、
写真写りはよくありませんが、
リクエストが“黒”だったのでとりあえず一安心。

2007-10-07

マンボウ

8月9月10月のバリ島はマンボウのベストシーズンです!!

ということで、毎年、この時期はマンボウのポイントへ行きます。

ガイドとして当然、ずっと蓄積してきたマンボウ遭遇データがあり、
潮周り、水温、その時の流れかた、を元に
水中に入った時の水の動き、身に染みる冷たさ、他のさかなの動き、
などから、これはいける!!
今日は待てばでてくる!!
と、狙った時にはかなり自信があるだけの確立で遭遇できるようになってきました。

のはずなのですが。。。

今シーズンはその自信が確信に変わりつつあるデータが
ことごとく打ち崩されてきたりしています。

とにかく、出るんです!!
感覚として、今日は確立、低いな、
と思うときでもしっかりと出現してくれます。

しかも、今日はなんと、
昔NHKで見て、僕はまだ一度もみたことがなかった
マンボージャンプまで披露してくれました!!

水深30mからいきなり超急浮上で水面上へ
ジャーンプ!!

凄かったです。