2009-05-18

アカヒメジ

天気がいい
透明度がいい
温かい
おだやか
ふんわり群れてる
なんてことのない風景
いつものおさかな

最高の贅沢!!

2009-05-17

センぺリ

この生物、拳大ほどの大きさなのですが、
滑るように歩く姿はまるでウミウシのよう。

まぁ、貝なんですけどね。

今までシークレットベイでしか見たことはなかったのですが、
はじめてリパでも見ました。

誰をもが立ち止まってしまう存在感で、
見るとなんだか特してしまったような気がしてしまう生物。

一時はシークレットベイの代表的な生物で
人気もありましたが、最近あまりみかけなくなっていました。

随分、久々なご対面に興奮しました。
なかなか実際に見ないと分かってもらえないとは思いますが、

見れば絶対分かってもらえる自信のあるヤツです。

2009-05-15

ホシテンス

このブログを初めて約2年、
初めて 『リパ』 というポイントの記事のようだ。
なんでここの記事がなかったのか不思議。

この 『リパ』 というポイント、
フラッシャー系 クジャクベラ属とイトヒキベラ属のポイント、

また浅場のスズメダイ科の種類の多さ貴重なウミウシの多さ、
そして砂泥のハゼが多い、と認知されているが、

その他、イソバナの超過激なほどの多さや、
浅場のサンゴの多さで、景観の美しさは他ポイントの
群を抜いた素晴らしさだったりする。

そして他ダイバーがいない、ダイブス独占のオリジナルポイント。


難点を言えば、荒れ易く、しかも遠浅なために、

ひとたび荒れるとこの素晴らしい浅場の景観が楽しめなくなってしまう。
そうなると透明度もかなり落ちる。
また潮を選ばないとかなり流れる。
(流れるとクジャクベラ属はヒレ開きまくりで、それはそれでいいのですが。。。)

なんてこともあるのでパーフェクトなポイントとは言えませんが、
こんな時もあるからこそ、いいコンディションの時の喜びが倍増されるのが

自然の摂理というものなのでしょう。

2009-05-14

レティキュレートボックスフィッシュ

寒がりな僕は水温が暖かいこの時期の
ダイビングはストレス知らずで
いつまででも潜っていたいのですが、

高水温が続いているため、
浅場ではチラホラと白化したサンゴが見られてしまっています。

乾季のはずの今時期、まだまだ大雨が降ったり、
1日中雨降りだったりと、ただならぬ天候だったりと、
なんだか、あまりよいものを感じません。

とはいえ、ひとたび海中を覗くと、
やっぱり、そこはいつでも気持ちよくさせてくれるバリの海。

このフグは
バリ ~ パプアニューギニア ~ グレートバリアリーフ
に分布している種ですので、あまり馴染みがないかもしれません。

水中ではブラックボディに見えます。
黒い魚というのはさかな自体は外敵から身を守るのには

都合がいいのでしょうが、
水中で人間が見ると、なんとも目立つ存在だったりします。


実際は光りをあてると濃いブルー。
藍色というか、かなりシックで美しい色です。

ついつい地味だから素通りする人も多いですが、
是非、見てもらいたいひとつです。

2009-05-08

ハシナガウバウオ

びょぉーっと移動していたから、
なんとなくパッと撮ったらなんとなく撮れていた。。。

ウバウオの仲間で、ごく普通にみるのは、
ウミシダウバウオ属のウバウオの仲間と
このハシナガウバウオ。

のぺぇ~っとして、動き(泳ぎ)周らないウミシダウバウオ属に比べ、
本種はよく泳ぐ。そしてからだつきがシャープ。

昔、この種がいない地域のガイドさんが
バリではじめてこの種を見たとき、

水中で

「なんだあ~?このウバウオみてえなのが泳いでやがらぁぁ!!!」
って叫んでたののを妙に思い出します。

まぁ、泳ぐと言っても極狭い範囲ですので、

じっくり狙えば撮りやすい種でもあります。

生き物は面白いですね

2009-05-07

バイノゴビー

これも他ではあまり見る事のないだろう種。
ここではいっぱいいます。

サラサハゼ属のボテッっとした体つきに
地味ともいえない派手ともいえない、
でも、やたら目が行ってしまう、
なんとも言えない柄が魅力的。

他のサラサハゼ属の種に比べると、
逃げまくるのでちょっと撮りづらいのだが、

逃げたなあ、などと思って違うものを見ていると、
気がつくとまた自分の足元に寄ってきてたりする。

それでまた撮ろうとすると逃げる。。。


なんか、そんな行動に愛嬌があるんですよね。

2009-05-06

ピクチャードラゴネット

あまり他のダイブサイトではみることのできない種

全然、臆病でもなく、チョロチョロ飛び出てきては、
チョコマカチョコマカとせわしなく動きまわるしぐさがカワイイ。

ずっと、見ていて飽きないからずっと見てたら、
ケンカしだしてしまった。

ケンカといっても、これまたケンカなのだか、
よくわからないくらい睨み会いが続く。

そうかと思ったら、いきなし、ガブッ!!っと噛みつく。

これが、このままでは死んじゃうんじゃないか?
と思うほど長時間ガブリつきっぱなし。

そうかと思うと離れてはまた睨み合い。

で、噛みつく。こんどこそ死んじゃうだろ?
離しちゃおうかなあ?と真剣に心配してしまう。

でもそれは自然の摂理じゃないよな?
と思いとどまる。

なんで人間どうしのケンカは止めろと教わったのに、
野生動物のケンカは止めてはならない?

そりゃ、理由はわかるけど、
そんなこと、ずっと考えちゃいました。