2008-02-28

ツムブリ

ムンジャガンというバリ島北西部にある無人島は
南国チックたっぷりのとても気持ちのよいポイントです。


真っ白な砂地、真っ青な水。
広がる原色のヤギ類。
そこを通り過ぎる群れ!群れ!!群れ!!!

まさにダイビングの原点のようなポイント。

おまけに魚種の多さもバリ随一!!

だから、マクロでもワイドでも、
初心者でも上級者でも、

みんなが気に入るポイントです。

いま、とてもいいコンディションです!!

でも、クラゲも多かったりして。。。
(今だけです)

2008-02-21

ハタタテガレイ

ヒラメ、カレイ、ウシノシタ
カレイ目の、つまり平べったい魚。

イマイチ人気がありません。
色も地味なのが多いので、
キレイくないっていう人が多いです。

でも、こいつはアクションが派手なので、
人気があります。

別にバリにしかいないいけどけではないけど、
一般にダイバーにこの名前を知らしめたのは
バリ発だと思います。

だから、わりと名前先行型になっていて、
バリのカレイ=ハタタテガレイ
と思いこんでいるのか、

バリにとっても多いモンダルマガレイなどを見て、

「ハタタテガレイだ!!」
と言ってる人をよく見ます。

まぁ、こっちの方がたしかに
『ハタタテ』
って感じですけどね。

で、本物はもっと地味で目立たなく、
だけど、危険を感じた時に
バツッっと鰭条とよばれるものを出す。

これが、とってもカッコよい。

でも普段はじみじみで、見つけるのが難しいです。。。

2008-02-18

ヒメキンチャクフグ

PJというポイントははっきりいって面白すぎる

でも、海況が比較的荒れやすいという欠点もあります。

荒れたら逃げ場が無いという、困り者のポイントでもあります。

波が立ち始めると、浅場は見えなくなる。
150mほど沖まで泳ぐと水中は、
「本当に荒れてるの?」

と思うほど、まったく問題ない、いつものPJになる。

でも、やっぱり、荒れてようがあれてまいが
ビーチダイビングの宿命の
エントリー、エキジットは必ずやってくる。

もちろんボートダイビングでもあるけど、

比較的穏やかなところに逃げることができますもんね。

まぁ、自然のことだからこんなこともあるさ、
とは言ってみるものの、

ゲストにしたら、貴重な貴重な時間が

悪い海況とぶつかったら、
「運が悪かったね」
では済まされない問題でもあります。

100mほど沖まで長~い桟橋でも造りたいなあ。。。

2008-02-12

アヤコショウダイ

現在のバリ島の状況。

トランバンなどの東側のポイント→大波
PJなどの北側のポイント→大波
ムンジャガンなどの西側のポイント
→大うねり
ヌサペニダなどの南側のポイント→強風

バリ島全体的に嫌な海況。

北からの大きなうねりがバリ全土に影響をあたえています。

そんな中で
シークレットベイは風、うねりの影響をほとんど受けないので
いつもどおり。

もう一つ、パダンバイ。
北からは隠れるので絶好調とまではいかないが、
なかなかの海況です。

でも、
クラゲ大発生。。。

さされまくり。

でもでも、潜れなかったり、悪い環境の中もぐるより、
はまし。

こんないつもの光景にホッと一息つけます。

2008-02-07

マガタマニラ

ビリッ!!
イテッ!!

ダイビング中、
突然、痛みとも痺れともいえない、
電流が走ったような痛みが起こることがあり、

あまりにも何度も繰り返しおこると、

イライラと泣きたくなってしまいます。

その痛みもかなりの激痛になる場合
は大抵こいつのせい。

スーツでかくれていない、地肌剥き出しの
マスクでかくれていない部分の顔や
足フィンとスーツの隙間が

やられると、

「ってーな!なんで、そんな隙間ばっか狙うんだよ!」
なんて怒ってみるものの、
別に狙ってるわけじゃなくって、他の部分はスーツで

保護されてるだけで、もっといっぱいやられてるだけなんですけどね。。。

で、こいつの見た目が面白い。

この目玉親父みたい気泡体と呼ばれる部分の大きさは1cmほどの大きさ。
その下に50cm以上ある触手が伸びている。

その触手を
びよぉ~ん、びよぉ~ん
って伸び縮みしながら潮にのって流れていて
獲物に絡まってくるんです。

初めて見た時は岩にくっついて、
上下にびよぉ~ん、びよぉ~ん。。。
それはもう、この世の生物とは思えない無気味さで、

ちょっと試しに触ってみたら、

いってぇ~!!


知らないものには触らないようにしましょう。。。
ついでにブーツ、グローブ、フルスーツで潜りましょう。

今、バリ島全体的に大量発生しちゃってます。

2008-02-06

ニジギンポ

あまり、キレイとは言えない環境に
いることの多い本種。

でも表情に愛嬌があり、

いつもみんなの人気者!!

ついつい、見つめられてるようで立ち止まってしまうんですよね。

目が合って、でも逃げなくて、で誘われてるようで。。。

カワイイのは顔つきだけでなくて、動きもカワイイ。

管などの細い筒状の廻りに卵を産む習性があるこのさかな。

いつだったか、昔のことだけど、


ゲストのスノーケルのてっぺんから中にカップルで入ろうとしては、
そのゲストの呼気の泡で飛ばされて、

また入ろうとしての繰り返し、繰り返し、繰り返し、、、

もう1人のゲストとゲラゲラ指差して笑ってたら、
そのゲストは自分が笑われてるのかと思ったのか????顔。。。

ホント、かわいかったなぁ。
あれ以来、いつも以上に愛着の湧くようになったさかなです。

2008-02-05

コバンアジ

アジの仲間を見ると、
とてもワクワクしてしまう。

なんでだろう?

ダイビングの原点?
青い海に魚の群れ?
いかにも魚っぽい形?
ダイバーでなくても知ってるなじみのある魚?

個人差はあるだろうが、
なんか、いいんでよね。
アジって!

潜ってるとアジの仲間って、
色々なところにいるのが分かる。

サンゴ礁から岩礁から泥地や内湾まで。

どにこ潜っても種こそ違え、仲間がいる。
そんなに種が多い科でもないのだけど、
これだけ色々な環境で見れるのも

楽しくなる一つの要因ですね。

2008-02-03

ワンストライプクリングフィッシュ

個人的な好きキライな話しになりますが、

僕はウバウオの仲間がとっても好きです!!

のぺっ~っとした顔付きは大変愛嬌があってカワイイし、
絵になる環境にいることが多い(特にウミシダウバウオ)

でも、難しいんだな。。。

難しいからこそ、偶然いい位置にいたりしたら、

かなり嬉しくなる。

それやっぱりでも難しいんだな。。。

この種もウミシダに生息してる日本にはいない種です。

トランバンにはよくいますが、
他ではあまり見かけません。

もっと、きちんと撮ってから紹介しようと思ってましたが、
好きなものは早く伝えたいもの。ということです。

2008-02-02

ニシキアナゴ

ムンジャガンというエリアには、

ムンジャガンといわれれば、
ガーデンイールと想像する人も多くいるほど、
ムンジャガンにはガーデンイールの森がある。

その模様は圧巻そのもの。

実際にはしらないけど、
ここより、多く群生してる他エリアがあるなら、
おしえてほしいくらいに多く密集している。

それも結構なことなんだけど、
もう一つ別の種である注目のガーデンイールがいます。

それがこいつ!

体色がまさに、金色の生物ってのは
さかなや虫の中にはいないこともないけど、
そんなにはいないですよね?

通常、群生してるポイントでは
40mと、ちと深いのですが、
写真のように数個体だけでしたら、
20m付近と抜群の浅さ!

かなり臆病だけど、
この美しさ見てもらいたいなぁ~!!